阪神優勝に貢献した歴代ドラフトをプレイバック

阪神優勝に貢献した歴代ドラフトをプレイバック

2023年シーズン主力選手のドラフト入団年

2023年シーズンに一軍で出場した主力生え抜き選手のドラフト入団年をセ・リーグ6球団で比較してみました。

 

阪神の最近のドラフト成功っぷりがわかる!

セ・リーグ6球団の主力選手のドラフト入団年別人数。

チームごとに一軍での打席数が多かった上位8名を主力野手、投球回数が多かった上位6名+登板試合数が多かった上位6名を主力投手としました。

 

2020年阪神神ドラフトっぷりがわかりますね。
今シーズンに一軍で活躍した主力選手20名中5名が2020年ドラフト組です。

 

外国人に依存してないのも阪神の特徴。
日本人だけならもっと強いと岡田監督が言うのも納得です。

 

カッコ内の数字はドラフト順位

こうして見ると、欠けてるところが気になりますが、2021年は森木大智(高知高)が1位のとき。
ことしは桐敷拓馬(3位)が一軍で「スペードのエース」となりました。

桐敷の登板試合数は27試合で8番目。上の図では投球回or登板数上位6名を主力としているので入っていない。

 

2017年は馬場皐輔(仙台大)が1位のときで、来期復活にかける橋遥人(亜細亜大)が2位でした。
今季の出場選手では、島田と熊谷がいます。

 

やはり、最近のドラフト成功がことしの優勝につながってますね。
主力選手だけでなく、全選手で比較しても阪神のドラフトの優秀さがわかります。

 

2023年一軍出場選手のドラフト年(投手)

2023年に一軍で出場した投手の投球イニング数をドラフト年別に集計しました。移籍してきた選手と外国人選手は別に集計しています。

 

阪神は今シーズン総イニング数の31%入団1〜3年目までの投手が担っています。
外国人の割合が低く、移籍組では西勇と大竹がイニングを稼いでくれています。

 

他球団では、DeNAが入団1〜3年目の割合が低く、巨人は意外と高くなってます。

 

2023年一軍出場選手のドラフト年(野手)

こちらは一軍打席数でのドラフト年別集計です。便宜上、野手としてますが投手の打席もカウントしています。

 

野手でも入団1〜3年目の割合が高いのが阪神。今シーズン総打席数の33%が3年目までの選手でした。
広島は新井監督なので若いチームのイメージがありましたが、選手はベテランが多いんですね。

 

やはり投手で見ても、野手で見ても入団1〜3年目の選手の割合が高い阪神。
最近のドラフト大成功!ということでしょう。

 

パ・リーグも含めた最近のドラフト答え合わせはこちら

 

阪神はドラフト成功で若い選手が中心

これだけ最近のドラフトが成功している阪神は選手層も若くなってます。当然ですね。

年齢別の打席数(2023年シーズン)


打席に入っているのがほとんど20代の選手なのが阪神です。

 


前川がいるので10代の選手も出てきてますね。

 

年齢別の投球イニング数(2023年シーズン)


投手は野手ほどではないですが、やはり阪神は20代が多いですね。

 


リリーフ陣に30代が多いので、ここが阪神のドラフト補強ポイントなのもうなずけます。

阪神黄金期はドラフトで作られた

2023年の阪神優勝は最近のドラフト大成功によるところが大きいですよね。

 

阪神ドラフト暗黒時代を経て黄金期へ。
前回優勝の2005年以降の阪神ドラフト指名選手をふり返ってみました。

最近の阪神ドラフト指名選手(2022年〜18年)

2022 2021 2020 2019 2018
1位 (外)森下 翔太 (投)森木 大智 (内)佐藤 輝明 (投)西 純矢 (外)近本 光司
2位 (投)門別 啓人 (投)鈴木 勇斗 (投)伊藤 将司 (外)井上 広大 (内)小幡 竜平
3位 (外)井坪 陽生 (投)桐敷 拓馬 (投)佐藤 蓮 (投)及川 雅貴 (内)木浪 聖也
4位 (投)茨木 秀俊 (外)前川 右京 (捕)榮枝 裕貴 (内)遠藤 成 (投)齋藤 友貴哉
5位 (内)戸井 零士 (投)岡留 英貴 (投)村上 頌樹 (捕)藤田 健斗 (投)川原 陸
6位 (投)富田 蓮 (外)豊田 寛 (内)中野 拓夢 (投)小川 一平 (投)湯浅 京己
7位 (捕)中川 勇斗 (内)寺 望夢
8位 (投)石井 大智
育1位 (外)野口 恭佑 (投)伊藤 稜 (投)岩田 将貴 (外)小野寺 暖 (捕)片山 雄哉
育2位 (外)奥山 皓太

今季一軍出場アリ

 

2020年の神ドラフトだけでなく、戦力になった選手が毎年複数人いますよね。
2019年育成1位の小野寺もクリーンアップを打つほどですし、2018年同期のショート争いも頼もしい。

 

2020年2位の伊藤将司はドラフト時の評価は他球団も含めそれほど高くなかったですが、いまや左のエース。
近本は藤原恭大(ロッテ)→辰己涼介(楽天)の抽選が外れての指名でしたが、いまや不動の一番。

 

すべて阪神にとって都合よく出来ているようなドラフトですね。

 

最近の阪神ドラフト指名選手(2017年〜13年)

2017 2016 2015 2014 2013
1位 (投)馬場 皐輔 (内)大山 悠輔 (外)山 俊 (投)横山 雄哉 (投)岩貞 祐太
2位 (投)橋 遥人 (投)小野 泰己 (捕)坂本 誠志郎 (投)石崎 剛 (外)横田 慎太郎
3位 (内)熊谷 敬宥 (投)才木 浩人 (投)竹安 大知 (外)江越 大賀 (内)陽川 尚将
4位 (外)島田 海吏 (投)浜地 真澄 (投)望月 惇志 (投)守屋 功輝 (捕)梅野 隆太郎
5位 (投)谷川 昌希 (内)糸原 健斗 (投)青柳 晃洋 (内)植田 海 (投)山本 翔也
6位 (投)牧 丈一郎 (投)福永 春吾 (外)板山 祐太郎 (投)岩崎 優
7位 (捕)長坂 拳弥
8位 (投)藤谷 洸介
育1位 (投)石井 将希

今季一軍出場アリ
今季他球団で一軍出場アリ

 

2016年も他球団なら神ドラフトレベル。
大山才木浜地糸原が活躍してますし、長坂も貴重なバックアップメンバーになってます。

 

指名順位が近い同じようなキャラの選手、2017年3位熊谷、4位島田(守備走塁型)や2016年3位才木、4位浜地(高卒右腕投手)がともに活躍しているのは、いいライバル意識が働いてるように思えます。

 

この時ぐらいから、阪神のドラフトが成功してるね。
これより前となると、なかなか厳しい時代に入ります。

 

阪神ドラフト指名選手(2012年〜08年)

2012 2011 2010 2009 2008
1位 (投)藤浪 晋太郎 (外)伊藤 隼太 (投)榎田 大樹 (投)二神 一人 (投)蕭 一傑
2位 (内)北條 史也 (投)歳内 宏明 (投)一二三 慎太 (投)藤原 正典 (外)柴田 講平
3位 (投)田面 巧二郎 (内)西田 直斗 (捕)中谷 将大 (外)甲斐 雄平 (内)上本 博紀
4位 (捕)小豆畑 眞也 (投)伊藤 和雄 (投)岩本 輝 (投)秋山 拓巳 (投)西村 憲
5位 (投)金田 和之 (投)松田 遼馬 (内)荒木 郁也 (外)藤川 俊介
6位 (外)緒方 凌介 (捕)原口 文仁
育1位 (捕)廣神 聖哉 (内)阪口 哲也 (投)高田 周平 (外)野原 祐也
育2位 (投)島本 浩也 (外)田上 健一 (投)吉岡 興志
育3位 (内)穴田 真規 (内)藤井 宏政

今季一軍出場アリ
今季他球団で一軍出場アリ

 

2012年に和田豊監督が藤浪のクジを引き当てたときはうれしかったですよね。
しかも、2位も高校生の北條で、阪神の明るい未来が見えた…気がしました。

 

藤浪も北條も活躍してくれて、気のせいではなかったんだけど、思ってた未来とはちょっとちがいましたね。
まぁ、阪神が優勝した年に藤浪がアメリカで活躍してくれたことは素直にウレシイけど。

 

あと、秋山原口2009年のドラフト同期(ともに高卒)でした。
2010年の島本も含めて、優勝を味わうことができて良かった。阪神の苦しい時代を一番知ってるメンツだからね

 

ただ、ほかの選手は現役を退いてしまっています。「もう10年以上前のドラフトだから…」と言い訳したくなりますが、他球団だとこの頃に指名した選手がまだまだ活躍してます。

2012年 菅野智之(巨1)、鈴木誠也(広2)、則本昂大(楽2)、小川泰弘(ヤ2)、宮崎敏郎(De6)
2011年 高橋周平(中1)、菊池涼介(広2)、近藤健介(日4)、上沢直之(日6)、島内宏明(楽6)
2010年 山田哲人(ヤ1)、大野雄大(中1)、柳田悠岐(ソ2)、千賀滉大(ソ育4)、甲斐拓也(ソ育6)
2009年 菊池雄星(西1)、長野久義(巨1)、今宮健太(ソ1)、堂林翔太(広2)
2008年 大田泰示(巨1)、中村悠平(ヤ3)、西勇輝(オ3)、浅村栄斗(西3)

()内は球団と順位

 

阪神ドラフト指名選手(2007年〜05年)

2007 2006 2005
高1 (内)高濱 卓也 (内)野原 将志 (投)鶴 直人
高3 (内)森田 一成 (捕)橋本 良平 (投)若竹 竜士
高4 (投)清原 大貴 (投)横山 龍之介 (内)前田 大和
大社1 (投)白仁田 寛和 (投)小嶋 達也 (投)岩田 稔
大社2 (投)金村 大裕
大社3 (投)石川 俊介 (投)上園 啓史 (投)渡辺 亮
大社4 (投)黒田 祐輔 (捕)清水 誉
大社5 (内)大城 祐二
育成 (内)田中 慎太郎

今季他球団で一軍出場アリ

 

さすがにココまでさかのぼると現役選手はいない…と思ったら、いました!
大和(DeNA)が2005年の高校生4位指名(当時は高校生と大学・社会人が別)でした。

 

苦しい時代を支えてくれた大和にも阪神で優勝を味わってほしかったけど、いまだ現役で活躍しているところをみると、移籍して良かったとも思えるね。「やまと〜、阪神、優勝したよ!」。

 

いつか守備コーチとかで帰ってきてくれないかなぁ。

 

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