2023年シーズンの各球団一軍出場選手のドラフト指名年を比べてみました。
阪神の最近のドラフトの神っぷりが一目瞭然です。
まずは野手のドラフト答え合わせ。
2023年シーズンの一軍打席数を生え抜き選手のドラフト指名年毎に集計しました。
阪神は入団3年目までの選手(2020〜22年ドラフト指名)がチーム総打席数の33%を占めています。
3分の1の打席が最近入団した選手で埋められているんですね。
佐藤輝明(2020年1位)、中野拓夢(2020年6位)、前川右京(2021年4位)、森下翔太(2022年1位)らが該当選手。
反対に野手高齢化が進んでいるのがソフトバンクで、入団10年目以上の選手がチーム総打席数の48%(約半分)を占めています(阪神はここの割合は8%)。
阪神とともにドラフトが成功しているイメージのあるオリックスですが、野手の打席数で見ると他球団とそれほどちがいはありません。
つづいて投手のドラフト答え合わせ。
投手は2023年シーズンの一軍投球イニング数をドラフト指名年毎に集計しました(生え抜き選手のみ)。
投手でも阪神が入団3年目までの選手(2020〜22年ドラフト指名)の割合が高いんですね〜。
阪神は総イニング数の31%が入団3年目までの選手でまかなわれています。
伊藤将司(2020年2位)、村上頌樹(2020年5位)、石井大智(2020年8位)、桐敷拓馬(2021年3位)らが該当選手。
阪神以外だと楽天と巨人が最近ドラフトで指名した選手が一軍戦力となっています。確かに巨人は山崎や赤星など若い投手が投げているイメージがありますよね。
ただ、現有戦力では不十分なので新入団選手に頼らざるを得ないという球団と、そもそもレベルが高いのに新入団選手も活躍しているというのは大きなちがい。
「そもそもレベルが高いのに」って、もちろん阪神のことです。
2023年チーム防御率12球団1位ですからね。
阪神ファンとして、こんなに気分のいいことはないね。
どうかこの流れが今後も続いてくれますように!