阪神アレの原動力。M1となった9月13日までのセ・リーグ各球団の獲得四球と与四球の推移と差がこちら。
獲得四球 | 与四球 | 差 | |
---|---|---|---|
阪神 | 452 | 276 | 176 |
ヤクルト | 403 | 346 | 57 |
DeNA | 320 | 328 | -8 |
巨人 | 313 | 373 | -60 |
広島 | 320 | 358 | -38 |
中日 | 273 | 386 | -113 |
打者はセ・リーグで最も四球を獲得し、投手は最も四球を与えない。
四球の重要性を説いた岡田監督のおかげですね。
開幕からの推移はコチラ。
アレに向かって一直線って漢字に伸びてますね。
アレへのカウントダウンが始まっていますが、ことしの阪神の強さを象徴するのが四球です。
8月22日の中日戦(4×-3でサヨナラ勝ち)後のインタビューでも岡田監督が「ベンチでもボールを選んでいるときが一番みんな喜んでいる」と話していて、チーム全体に四球を獲得する意識が浸透してますね。
8月22日終了時点でのセ・リーグ各チームの獲得四球、与四球はこうなってます。
獲得四球 | 与四球 | 差 | |
---|---|---|---|
阪神 | 390 | 253 | 137 |
ヤクルト | 343 | 289 | 54 |
DeNA | 263 | 274 | -11 |
巨人 | 264 | 311 | -47 |
広島 | 277 | 297 | -20 |
中日 | 234 | 333 | -99 |
獲得四球が一番多く、与四球は一番少ない!
これが阪神の強さのヒミツですね。
開幕からの推移はコチラ。
右肩上がりの黄色いグラフって見飽きないですよね。
阪神の獲得四球がセ・リーグで一番多く、与四球が一番少ない状態が依然続いています(8月5日終了時集計)。
獲得四球 | 与四球 | 差 | |
---|---|---|---|
阪神 | 341 | 213 | 128 |
ヤクルト | 295 | 258 | 37 |
DeNA | 247 | 252 | -5 |
巨人 | 230 | 277 | -47 |
広島 | 236 | 254 | -18 |
中日 | 205 | 286 | -81 |
ぶっちぎりですね。
四球貯金をセ・リーグで一人占めしそうないきおいです。
阪神の交流戦終了時点(6月18日終了時点)での、セ・リーグ各チームの獲得四球と与四球がこちら。
獲得四球 | 与四球 | 差 | |
---|---|---|---|
阪神 | 235 | 146 | 89 |
ヤクルト | 203 | 172 | 31 |
DeNA | 165 | 152 | 13 |
巨人 | 158 | 188 | -30 |
広島 | 149 | 185 | -36 |
中日 | 130 | 181 | -51 |
ことしの阪神の「売り」はコレ。
岡田監督の方針がチームに浸透している証拠ですね。
交流戦前(5月28日)までのセ・リーグ各チームの獲得四球の推移がコチラ。
はい、阪神が一番多いんですね。
46試合で166個の四球を獲得。一試合平均だと3.6個です。
で、与えた四球はというと…
はい、阪神が一番少ないんですね。
46試合で96個。一試合平均で2.0個しか投手陣が相手に四球を与えていません。
ということは、獲得四球と与四球の差をみるとこうなります。
獲得四球と与四球の差が阪神は+70でダントツ。
ほかのチームは…DeNA(+24)、ヤクルト(+23)、巨人(ー25)、広島(ー40)、中日(ー52)
あ〜、このグラフ眺めながら、ビール何杯でも飲めるよ。
岡田監督が就任して変わったのが「四球」に対する考え方ですね。
5月7日終了時点で阪神のチーム獲得四球数は100個でセ・リーグ1位。
個人別でも近本が19個、佐藤輝が16個とセ・リーグ2位、3位の獲得数になってるんですね。
ほかにも大山、中野が12個とチームとして四球を獲る意識が徹底されてるんですね。
あ〜、気分がいい。
このグラフ、気分がいい。
打者が獲得する四球が一番多い一方で、投手が相手に与える四球は阪神が一番少ない!
青柳(与四球10)、才木(与四球9)などイマイチ制球が定まっていない投手もいてこの数字ですからね。
村上、大竹、伊藤将に中継ぎ陣がムダな四球を与えないことを徹底してるからでしょう。
獲得四球が最も多くて、与四球が最も少ないとなると、その差は断トツになります。
このグラフも気分がいいね〜。
試合がない日は、これを眺めてお酒でも飲みましょう。