阪神の誇る鉄壁リリーフ陣JFK(ジェフ・ウイリアムス、藤川球児、久保田 智之)がどのぐらい投げていたのかを調べてみました。
シーズン | ジェフ | 球児 | 久保田 |
---|---|---|---|
2004年(4位) | 51 | 26 | 28 |
2005年(優勝) | 75 | 80 | 68 |
2006年(2位) | 47 | 63 | 47 |
2007年(3位) | 60 | 71 | 90 |
2008年(2位) | 55 | 63 | 69 |
順位はチーム成績
「久保田 投げすぎ」と言われるのは2007年シーズンの90試合登板で、このシーズンは144試合だったので1.6試合に1試合(ほぼ3試合に2試合)のペースで登板してました。
ちなみに、2022年シーズンの阪神投手陣で最も登板数が多かったのは湯浅の59試合(143試合制)で、2.4試合に1試合(ほぼ5試合に2試合)のペースでの登板でした。
3試合に2試合のペースで投げてた久保田って、やっぱ鉄腕ですね。
阪神が優勝した2005年シーズンでの阪神投手陣における投球回数(イニング)の割合がコチラ。
2005年の阪神投手陣はシーズンを通して1326回1/3の投球イニング数だったのですが、このうち249回2/3がJFKによるものでした。割合にすると18.8%となります。
くわしくみると、先発投手だけで858回2/3イニング(64.7%)投球しているので、リリーフ陣は467回2/3イニング(35.3%)となり、この467回2/3の中の249回2/3をJFKが担いました。
リリーフ陣に限れは、投球イニング数の53.4%がJFKです。
すごいですね。ちなみに、2022年シーズンはというと…。
岩崎、湯浅、浜地、岩貞、ケラーの5人が2005年シーズンのJFK的な割合になります。
ただ、2005年の「SHE(桟原将司、橋本健太郎、江草仁貴)」的役割のリリーフ陣がいないんですね。
上記5人以外でリリーフ登板が多かったのは、アルカンタラ、加治屋、渡邉ですが3人の合計投球イニングは86回1/3で全体の6.7%。2005年SHEの13.3%の半分です。
2005年優勝の影のMVPという声もある「SHE」。
岡田監督もビハインドで投げるピッチャーが大事といっていますよね。
来期(2023年)のアレには、2005年の「SHE」的役割を誰が担うのかにも注目です。
「SHE」あっての「JFK」でもあるんですよね。