
佐藤輝明2年目のシーズン本塁打数は20本でした。
1年目の24本からダウンしたものの「左打者で新人から2年連続で20号を記録」したのはプロ野球史上初の快挙!
「左打者で」って限定されちゃうのが、スゴさをわからなくさせてるんですよね。
実際、佐藤輝明の成績はどのぐらいすごいのか?
本塁打だけでなく打点、安打数も含めて歴代の大卒野手(名選手)と比較してみました。
3年目まで(佐藤のみ2年目まで)の1軍通算本塁打数をグラフにしたのがこちら。
2年目までの通算本塁打数では、他球団のホームランアーチスト 吉田正尚(オ)、柳田悠岐(ソ)、山川穂高(西)らを上回り、岡田監督の現役時代も越えています。
岡田監督の現役時代はシーズン130試合で岡田監督は1年目108試合、2年目130試合(全試合)に出場。佐藤輝明選手の1,2年目はシーズン143試合で1年目126試合、2年目143試合(全試合)に出場しての数字です。
ただ、巨人勢は越えられず。2年目までだと、原辰徳(巨)22本→33本で55本。高橋由伸(巨)19本→34本で53本で、巨人の2人が佐藤輝明の24本→20本を上回っています。
3年目で佐藤がこの2人を抜くには、3年目に44本で原超え、37本で高橋由伸超えとなります。いい目標になりそうな数字ですね。期待しましょう!
打点で比較したのはコチラ。
ここでも巨人の2人には届かないものの阿部慎之助(巨)、井口資仁(ダ)、松田宣浩(ソ)など他球団の選手を上回っています。ドラフト時に「佐藤輝明は素材型」とも言われていたことを思うと、十分いい成績ですよね。
安打数での比較がコチラ。
ここは岡田監督が「意地を見せ?」佐藤を上回りました(そもそもシーズン試合数がちがいますけどね)。
岡田彰布(神)109本→140本で249本、佐藤輝明(神)101本→143本で245本です。
ただ、佐藤輝明の安打数もなかなか。
鳥谷、今岡、大山を上回っています。やりますね〜、サトテル!
あとは3年目のさらなる進化に期待しましょう。