点が入らないのは阪神だけじゃない(2024年シーズン)

点が入らないのは阪神だけじゃない(2024年シーズン)

阪神以外も得点力が下がっている(交流戦前まで)

今日も点が入らねぇ〜あと1点取ってればなぁ〜、という試合が続く今シーズンの阪神ですが、交流戦前まででどれぐらい点が取れてないのか、昨シーズンと比べてみました。

 

交流戦前までのセ・リーグ6球団の1試合平均得点

2024年 2023年
阪神 3.10 4.11 -1.01
広島 3.02 3.59 -0.57
巨人 2.35 3.77 -1.42
中日 2.68 2.67 0.01
DeNA 3.22 4.05 -0.83
ヤクルト 3.50 3.40 0.10

今シーズン(2024)の阪神は交流戦前までで、18試合を消化して149得点。1試合平均にすると3.1点。昨シーズンは46試合189得点で平均4.11点。1試合平均で1点少なくなってます。

 

やはり、点取れてないんですよね。
ただ、阪神以上に昨シーズンから得点力が下がってる球団があります。巨人です。

 

巨人は昨シーズンと比較して1試合当たり1.42点も得点力がダウン
今シーズン、セリーグで最も得点力がない球団になっています。

 

ちなみに、今シーズンの得点力が高い順に並べると、ヤクルト→DeNA→阪神→広島→中日→巨人。
あれ?阪神の得点力セ・リーグ3位です。これでも、点とってるほうなんですね。阪神は。

 

ただ、阪神は今シーズンに1試合で15点取ったボーナスゲームがありました。4月20日の中日戦。相手先発は大野でしたが、1回に1点、2回に7点、取りました。こんな試合もあったんですね。

 

これが今季これまでのセ・リーグでの1試合最多得点。その次が12点(DeNA)なので、阪神の爆発力?突然変異力?が際立ってします。

 

交流戦前までのセ・リーグ6球団の得点割合

取った点数別の試合割合をグラフにしたのがこちら(交流戦前まで)。

阪神は完封負け(0点)は5試合で、これはDeNAに次ぐ少なさ
広島11、巨人9、中日7、ヤクルト7と他球団は、もっと完封負けを喰らってます。

 

0点 1点 2点 3点 4点以上
阪神 10.4% 20.8% 29.2% 6.3% 33.3%
広島 25.6% 14.0% 16.3% 4.7% 39.5%
巨人 18.8% 12.5% 31.3% 16.7% 20.8%
中日 14.9% 21.3% 17.0% 12.8% 34.0%
DeNA 8.7% 19.6% 28.3% 13.0% 30.4%
ヤクルト 15.2% 15.2% 6.5% 19.6% 43.5%

 

貧打は阪神だけじゃない!

こうしてみると貧打・得点力不足なのは阪神だけじゃないですね。どのチームも似たようなもの。
となると、少ない点数で守り勝つ!という阪神のパターンが活きるんじゃないですか。

 

少ない点数の試合が多いと、監督の采配力も勝敗に大きく影響します。
アレンパへの道筋が見えてきたんじゃないですか。