岩崎に最多セーブのタイトルを獲るチャンスが来ています。
獲得すれば、岩崎にとって初タイトルなんですね。
最優秀中継ぎ(最多ホールドポイントの投手が受賞)を取っているかと思ってましたが、ちがいました。
ベストナインなどを除いた投手部門のタイトルは7つ。最優秀防御率、勝率第一位、最多勝利、最多セーブ、最優秀中継ぎ(最多ホールドポイント)、最多三振奪取、沢村賞です。
1位 | 岩崎(阪神) | 32セーブ | 残り13試合 |
---|---|---|---|
1位 | マルティネス(中日) | 32セーブ | 残り13試合 |
1位 | 田口(ヤクルト) | 32セーブ | 残り11試合 |
岩崎、マルティネス、田口が32セーブで並ぶデッドヒート中です。
残り試合は、岩崎とマルティネスが13試合、田口が11試合。
仮にタイトルを獲れなかったとしても、ことしの岩崎の活躍が色あせるわけではありませんが、初タイトルを獲得してヨコにも報告してほしいですね。
岩崎優は2013年のドラフト6位で阪神に入団しました。このときの阪神1位は岩貞祐太。岩崎は亜細亜大、岩貞は横浜商大でともに大卒投手でした。
ドラフト同期の大卒投手には、広島の大瀬良大地やヤクルトの杉浦稔大もいて、こちらはともにドラフト1位。広島の2位も大卒の九里亜蓮でした。
ほかにもドラフト同期の投手(高卒、社会人卒含め)がいるので、2022年シーズン終了までの成績を一覧で比較してみました。6位と評価が低かった岩崎ですが、成績では何人もの同期を上回っています。
選手名 |
ドラフト順位 |
登板数 |
勝 |
敗 |
セーブ |
HP |
---|---|---|---|---|---|---|
石川歩 | ロ1位 | 192 | 76 | 65 | 0 | 5 |
加治屋蓮 | ソ1位 | 158 | 8 | 8 | 0 | 53 |
柿田裕太 | De1位 | |||||
岩貞祐太 | 阪1位 | 222 | 39 | 42 | 0 | 42 |
杉浦稔大 | ヤ1位 | 139 | 25 | 26 | 29 | 5 |
大瀬良大地 | 広1位 | 228 | 75 | 53 | 2 | 29 |
松井裕樹 | 楽1位 | 442 | 23 | 43 | 197 | 84 |
鈴木翔太 | 中1位 | 24 | 5 | 5 | 0 | 0 |
森唯斗 | ソ2位 | 464 | 23 | 24 | 127 | 128 |
又吉克樹 | 中2位 | 431 | 44 | 29 | 11 | 198 |
平田真吾 | De2位 | 227 | 7 | 7 | 1 | 36 |
浦野博司 | 日2位 | 101 | 18 | 13 | 7 | 19 |
東明大貴 | オ2位 | 94 | 18 | 30 | 0 | 2 |
九里亜蓮 | 広2位 | 211 | 56 | 49 | 0 | 13 |
秋吉亮 | ヤ3位 | 381 | 20 | 24 | 71 | 98 |
田口麗斗 | 巨3位 | 240 | 42 | 47 | 4 | 43 |
祖父江大輔 | 中5位 | 418 | 14 | 22 | 12 | 132 |
平良拳太郎 | 巨5位 | 49 | 15 | 19 | 0 | 0 |
岩崎優 | 阪6位 | 383 | 28 | 35 | 31 | 137 |
成績トップ3
HPはホールドポイント
阪神と縁のある選手が2名も他球団のドラフト1位にいました。ソフトバンク1位の加治屋蓮と中日1位の鈴木翔太です。鈴木は育成のまま退団となりましたが、加治屋は同僚となっていますね。
また、岩崎と同じリリーフとして活躍している選手には森唯斗、松井裕樹、又吉克樹、秋吉亮らがいます。いずれもドラフト順位は岩崎より上ですが、岩崎も彼らに匹敵する成績を挙げています。