阪神はスタメンを固定して戦っているというイメージがありますよね。そこで、2024年シーズン交流戦前までのセ・リーグ6球団がどのぐらいスタメン野手を固定しているのかを比較してみました。
スタメン起用した野手の数 | 上位8選手の起用率 | 上位10選手の起用率 | |
---|---|---|---|
阪神 | 15 | 82.8% | 93.2% |
広島 | 23 | 74.4% | 82.8% |
DeNA | 24 | 69.3% | 79.1% |
巨人 | 21 | 78.4% | 87.0% |
ヤクルト | 20 | 80.7% | 90.2% |
中日 | 22 | 66.0% | 76.1% |
上位8選手の起用率=スタメンで起用された回数が多い8選手の総スタメン回数÷(試合数×8)。
(試合数×8)はチームとしての野手総スタメン回数。
こうしてみるとイメージ通り、阪神が最もスタメンを固定してますね。
交流戦前までの48試合でスタメン起用された野手は15人。セ・リーグで最小です。
さらに、上位8選手、上位10選手の起用率も阪神がセ・リーグトップ。
「固定して戦う」というスタイルがハッキリ出ています。
選手 | スタメン起用試合数 | スタメン起用率 |
---|---|---|
近本 光司 | 48 | 100% |
中野 拓夢 | 48 | 100% |
大山 悠輔 | 47 | 98% |
森下 翔太 | 43 | 90% |
木浪 聖也 | 42 | 88% |
佐藤 輝明 | 34 | 71% |
ノイジー | 31 | 65% |
坂本 誠志郎 | 25 | 52% |
梅野 隆太郎 | 23 | 48% |
前川 右京 | 17 | 35% |
渡邉 諒 | 7 | 15% |
糸原 健斗 | 7 | 15% |
小幡 竜平 | 6 | 13% |
井上 広大 | 5 | 10% |
原口 文仁 | 1 | 2% |
近本、中野が全試合スタメンで出場で、大山は1試合外れただけ。
森下、木浪も9割近くスタメン出場してるんですね。
これで調子が良ければイイんですけど、なにせ今シーズンはね。みんなね。どうにもね。
近本、中野は及第点として、他の野手が全員不調で、好調の野手が不在。
それでも、チームとして貯金があるのが奇跡。
勝ち越せてるのが奇跡。
暗黒時代と比べれば、生え抜きが多く(というか生え抜きだらけで)希望が持てる。
…と、苦しい中でもポジ要素を探せるのが、阪神ファンでしょ。
実績のある選手が、シーズン前半に全然ダメ。
これ、昨年の西と青柳パターンでしょ。
今シーズンは野手が西と青柳状態になってるだけ。
優勝争いの大事な時期にはキッチリあわせてくる。そう、信じましょう!
秋には優勝インタビューで岡田監督が春先の野手陣をいじってる。
大山が帽子を取って、観客に手を振ってるシーンが見えてきませんか。
アレンパって、そういうことでしょ。
信じて待つ!38年も待てたんだから、ブーブー言わずに、応援しましょう。