大山悠輔(阪神)とドラフト同期生の現在地

大山悠輔(阪神)とドラフト同期生の現在地

2016年ドラフト1位では大山が出世頭

大山と同じ2016年にドラフトで1位指名された選手の2024年の年俸がこちら。

 

球団 選手 年俸(2024年) 備考
阪神 大山悠輔 2億8,000万円
中日 柳裕也 1億4,800万円
オリックス 山岡泰輔 9,000万円
巨人 吉川尚輝 9,000万円
西武 今井達也 8,000万円
広島 矢崎拓也 5,600万円 ドラフト指名時は加藤拓也
DeNA M口遥大 5,400万円
日本ハム 堀瑞輝 4,200万円
ソフトバンク 田中正義 3,600万円 FA人的補償で日本ハムへ(2023年1月)
ロッテ 佐々木千隼 3,000万円 現役ドラフトでDeNAへ(2023年12月)
楽天 藤平尚真 1,450万円
ヤクルト 寺島成輝 --- 引退(2022年)

 

年俸で見るとドラフト1位同期生の中で大山悠輔出世頭です。
指名してくれた金本監督、ドラフト時の悔しい思い(悲鳴)を見返した大山に感謝です。

 

うれしいね。
大山は2023年アレにも貢献してくれましたし、いまや文句なしの中心選手。阪神が誇る四番打者です。

 

大山と同期のドラフト下位にはスーパースターがいた

ドラフト1位だけで年俸を比較しましたが、大山と同期になるドラフト下位の選手も含めてみると、とんでもない人がいました。

 

球団 選手 年俸(2024年) 備考
オリックス4位 山本由伸 12年463億円 ポスティングシステムでドジャースへ
西武3位 源田壮亮 3億円
DeNA9位 佐野恵太 15,500万円
広島4位 坂倉将吾 12,500万円

 

ポスティングで大リーグのドジャースに移籍した山本由伸大山とドラフト同期だったんですね。
この年の出世頭となりますが、なんか次元が違いすぎる…。

 

大山に近いところで言えば、源田壮亮(西武3位)が年俸3億円(2024年)で2億8,000万円の大山とほぼ同じ。
2人の年俸推移は、こんな感じでした。

 

大山悠輔(阪神1位) 源田壮亮(西武3位)
2017 1,500 1,200
2018 2,500 4,100
2019 3,000 8,000
2020 4,700 14,000
2021 10,000 15,000
2022 10,000 19,000
2023 13,000 30,000
2024 28,000 30,000

(単位は万円)

 

源田のほうが先に1億円プレイヤーになったのですが、大山はことし一気に追い上げましたね。
年俸だけでなく成績的にも、チームの貢献度でも源田に近づいたと言えます。

(源田は社会人卒でのドラフト指名だったので、大山の2学年上)

 

源田は侍ジャパンに欠かせない選手。
大山がそのレベルに達したんですね。

 

阪神で大山とドラフト同期は?

大山とドラフト同期の阪神選手は糸原才木浜地ら。
才木、浜地の高卒投手コンビは、まだまだこれからの成長が楽しみです。

ドラフト順位 選手 年俸(2024年) 備考
2位 小野泰己 500 2022年からオリックス育成
3位 才木浩人 5000
4位 浜地真澄 3000
5位 糸原健斗 7000
6位 福永春吾 --- 2020年オフ退団
7位 長坂拳弥 1200
8位 藤谷洸介 --- 2021年引退

2023年アレに貢献した才木、糸原、浜地が大山と同期。
この年も阪神にとって「当たりドラフト」になりました。