
開幕直前の出陣式でのマジメなあいさつの後で最後の締めに…
それと、タッチするのにグーとか、パーが入り乱れているから、阪神はパーにしよう。
なあ。グーより強いやんか。ハイタッチはパー。これ決めておこう。
このあと、スタメン発表からパーでハイタッチして、2023年岡田阪神が始まりました。
(球団のYouTubeで観られます)
選手とのコミュニケーションが…とか言われてましたが、このシーンを見て、やってくれそうな気がしました。
2試合続けて甲子園のレフトでスタメン出場したミエセスが3試合目はスタメンを外れたことを記者から聞かれて…
(コーチが)何か、ミエちゃんとか使うていうから『あかん』言うたんよ。レフトに行って、バテとんのに。3試合もレフト往復したら、もうバテてバット振れへんからな。もうハアハア言うてベンチ帰ってきたもんな。(6月29日)
選手のことをよく見てることがわかる名言ですね。
守備につくためのレフトとベンチの往復でミエちゃんがバテてることを見抜いていたんですね。
試合後の監督のコメントで、「お〜、そんなことが」と思わせてくれるのも今シーズンの楽しみでした。
連日、ピンチの場面で好救援を続けている島本に対し…
島本様々よ。そんなの、おまえ、いてなかったら、負けとるよ。今日も。(8月6日)
イニングまたぎでの活躍が続いていた桐敷に対し…
今はスペードのエース。エースやろ。あれ。(8月19日)
どちらも試合後の記者からの質問に答えてのものなのですが、こうして名前を出してくれた選手はうれしいでしょうね。もちろん、ホメるだけではありません。注意するときも選手への愛情が感じられます。
不振が続いている前川が「(ベンチで)泣いていたようだが」と記者から問われて…
え?そんなんで泣いてたらあかんやろ。それは汗やろ、暑いから。(7月28日)
制球が定まらず苦しい投球が続いていた西純矢に対し、試合前の練習で…
おい、問題児(5月20日)
「おい、問題児」と岡田監督から西純に声をかけたそうです。そのあとにアドバイスを。
西純から監督に声かけることはできませんからね(1対1で監督と初めて話したとのこと)。
さすが関西人と思わせてくれる笑いを忘れない名言もあります。
森下が岡田監督以来の球団新人右打者2ケタ本塁打を達成したことを記者から問われて…
いやいや、まだ8本差あるでしょ(9月8日)
このマウント取る笑い、ちょいちょいあるんですよね。優勝後のビールかけ前あいさつでも…
これからビールかけ始まると思うんだけど、みんな初めて…(かな)。
おれは4回目やけどね(9月14日)
さらに、選手いじりで笑いを取るパターンもお得意。
優勝後の甲子園インタビューで、自慢の投手陣について聞かれて…
最初はね、西(勇)と青柳でいっぱい勝てると思ってたんですけどね…。
勝てませんでしたね(9月14日)
ただ、このあとに「優勝争いの大事な時期にちゃんとあわせてきたのはさすが」とフォローもしてるんですよね。このあたりに選手への愛情を感じますよね。そして、愛情を注ぎまくっているミエちゃんに対しても…
ミエちゃん、主役ちゃうよ。今日は(9月14日)
ビールかけ前のあいさつで出た歴史に残る名言です。
「本日の主役」というタスキをかけてたミエちゃんをあいさつのつかみでいじってましたね。
このシーン、YouTubeで何度も観ちゃいます(アップしてくれたサンテレビにも感謝)。
ここに取り上げていない名言も、まだまだありましたよね。
梅野が骨折で離脱したときの「代わりはおらんよ。補充は出来るけど」とか。
1シーズンでこれだけの名言が生まれるのは岡田監督だからでしょうね。
もう、来シーズンまでと言わず、ずっと監督続けてもらいたい気分です。