阪神の歴代レフトを振りかえる(2024年レギュラーは?)

阪神の歴代レフトを振りかえる(2024年レギュラーは?)

阪神の歴代レストスタメン出場選手(2014〜2023年)

レフトのスタメン出場回数別にグラフ化。2020年はコロナの影響で120試合制。

 

阪神の歴代レフトレギュラーは2014年以降マートン→高山(2016〜)→福留(2017〜)→サンズ(2020〜)→ロハスJr(2022)となり、昨シーズン(2023)はノイジーが143試合中121試合でスタメン出場しました。

 

岡田監督の方針によるものですが、かなり固定されて使われましたね。
阪神のレフトだとマートンのときぐらいの固定っぷり。

 

12球団で比べてみても昨シーズンで一番固定されていたのが阪神のノイジーでした。

 

阪神で金本が連続出場していたのは2003〜2010シーズン

阪神の歴代レフトで忘れてはならないのは金本アニキですが、金本が阪神で連続出場を続けていたのは移籍してきた2003シーズンから2011年4月15日まで。優勝した2005年はレフトでフル出場して、打率.327、本塁打40本、125打点を記録しています。

 

 

12球団のスタメンレフト出場選手(2023シーズン)

 

広島の西川やDeNAの佐野、ソフトバンクの近藤よりもレフトと言えばノイジーだったんですね。
ここまで固定だったとは驚き。

 

で、今シーズン(2024)はどうなるのか?

 

2024年シーズンの阪神レフトはだれ?

今シーズンの阪神のレフトレギュラー候補となるのはノイジーミエセスの両外国人に小野寺島田野口井上あたりですかね。ライトが森下で固定となると、前川が加わることもあるかもしれません。

 

今シーズンのレフト候補の昨シーズンの一軍成績を調べてみました。

阪神レフト候補の昨シーズン(2023)【1軍】成績

打席(試合) 安打 四球 本塁打 打点 打率
ノイジー 516(133) 114 36 9 56 .240
ミエセス 143(60) 28 14 5 16 .222
島田 121(101) 16 7 1 6 .145
前川 107(33) 24 9 0 7 .255
小野寺 83(43) 26 7 0 11 .347
井上 37(13) 8 2 0 7 .229

打席数順。成績はレフト以外で出場したものも含む。

こうしてみると小野寺は打席数が少ない割に安打、打点でいい数字を残してますね。
打率もこの中では唯一の3割超え。年齢的にもことしの3月で26歳とまだまだ伸びしろも見込めます。

 

育成から這い上がってきただけに応援したくなる選手。
秋季キャンプでも岡田監督から始動を受けていたようで、今シーズンに期待です。

 

やせたミエセスが大ブレイク!?

育成から這い上がった選手がレギュラーをつかみとるのを観るのもイイですが、やせたミエセスが大ブレイクしてレギュラーに定着してくれたら、阪神ファンとしてこんなうれしいことはありません。

 

写真レベルでの確認ですが、やせてるみたいなんですよね。
ミエちゃんが。なんか「魔人ブウ」みたいで…。

 

来日、キャンプ、紅白戦、オープン戦と一気に楽しみが増えてきました。

 

もうひとりのレフトブレイク候補)野口恭佑

昨シーズンに2軍でブレークしたのは育成の野口恭佑です。すでに支配下登録も勝ち取りましたね。

 

ことしが大卒2年目なので森下と同じ。レフト野口、ライト森下という右の強打者大卒2年目コンビが固定できれば黄金期到来間違いなし。コチラも楽しみで仕方ありません。

 

阪神レフト候補の昨シーズン(2023)【2軍】成績
打席(試合) 安打 四球 本塁打 打点 打率
井上 376(94) 79 27 11 48

.234

野口 214(67) 60 11 6 18

.303

小野寺 166(38) 43 22 3 22

.305

前川 138(39) 40 11 2 17

.320

ミエセス 51(16) 14 7 2 7

.318

打席数順。成績はレフト以外で出場したものも含む。

 

小野寺か、ミエちゃんか、野口か?

ほかにもバットを立てて取り組む実績十分のノイジーもいますし、井上の巻き返しだって。

 

暗黒期ならココに挙げたひとりでもいれば、希望の星として、その一人にすがるしかなかったんだけど、黄金期はちがうね。ブレイク候補の切磋琢磨。こんなタイガースが見たかった!

 

今期も楽しませてもらいましょう。