
2022年度の球団別支配下選手平均年俸が発表されました。
1位は3年連続ソフトバンクで7,002万円。
これが平均年俸ですからね。
1軍選手だけではなく2軍も含めた支配下選手(外国人は除く)の平均です。
2位は巨人で6,632万円。阪神は9位の3,456万円で広島(8位3,693万円)よりも下でした。チームが若返ったタイガースですが年俸もだいぶ下がってました。
セ・リーグ6球団の過去10年間の平均年俸をグラフにしたのがコチラ。
2021年の阪神は平均2,886万円でセ・リーグで最も平均年俸が低いチームでした。
これで優勝してればカッコよかったのにね…。
今年(2022年)もセ・リーグの中では中日に次いで平均年俸が低くなってます。
それで観客動員はNo.1なので、「コスパのいい」チームになってますね。
セ・6球団それぞれで平均年俸が最も高かったシーズンについてまとめてみました。
阪神 | ヤクルト | 巨人 | |
---|---|---|---|
年 | 2009年 | 2022年 | 2019年 |
平均年俸 | 5,794万円 | 4,050万円 | 6,926万円 |
開幕1番 | (中)赤星憲広 | (中)塩見泰隆 | (二)吉川尚輝 |
開幕2番 | (一)関本賢太郎 | (左)青木宣親 | (遊)坂本勇人 |
開幕3番 | (遊)鳥谷敬 | (二)山田哲人 | (中)丸佳浩 |
開幕4番 | (左)金本知憲 | (三)村上宗隆 | (一)岡本和真 |
開幕5番 | (三)新井貴浩 | (右)サンタナ | (右)陽岱鋼 |
開幕6番 | (右)メンチ | (遊)長岡秀樹 | (左)亀井善行 |
開幕7番 | (捕)狩野恵輔 | (一)オスナ | (三)田中俊太 |
開幕8番 | (二)平野恵一 | (捕)古賀優大 | (捕)小林誠司 |
開幕9番 | (投)安藤優也 | (投)小川泰弘 | (投)菅野智之 |
監督 | 真弓1年目 | 高津3年目 | 原(3度目1年目) |
最終順位 | 4位 | 優勝 | |
広島 | 中日 | DeNA(横浜) | |
年 | 2020年 | 2013年 | 2005年 |
平均年俸 | 4236万円 | 5198万円 | 4748万円 |
開幕1番 | (左)ピレラ | (中)大島洋平 | (遊)石井琢朗 |
開幕2番 | (二)菊池涼介 | (二)荒木雅博 | (二)種田仁 |
開幕3番 | (中)西川龍馬 | (三)ルナ | (右)金城龍彦 |
開幕4番 | (右)鈴木誠也 | (左)和田一浩 | (一)佐伯貴弘 |
開幕5番 | (三)メヒア | (遊)井端弘和 | (左)鈴木尚典 |
開幕6番 | (捕)會澤翼 | (一)クラーク | (中)小池正晃 |
開幕7番 | (一)堂林翔太 | (右)松井佑介 | (三)村田修一 |
開幕8番 | (遊)田中広輔 | (捕)谷繁元信 | (捕)相川亮二 |
開幕9番 | (投)大瀬良大地 | (投)吉見一起 | (投)三浦大輔 |
監督 | 佐々岡1年目 | 高木(3度目2年目) | 牛島1年目 |
最終順位 | 5位 | 4位 | 3位 |
平均年俸が最も高かったのは阪神が2009年と遠い昔なのに対し、ヤクルトは2022年。今シーズンでした。ほかに広島が2020年で、巨人が2019年と最近。
阪神と同じ「遠い昔」組は中日の2013年とDeNA(横浜)の2005年でした。
阪神の2009年というと前年に13ゲーム差をひっくり返されて巨人に優勝され、岡田監督が退任。真弓監督1年目のシーズンで最終成績は4位でした。なつかしいですね。
このときの阪神の平均年俸5,794万円の約6割(59.6%)が今シーズンの平均年俸3,456万円に相当します。そう考えると、多少、点が取れなくても仕方がないですかね。
いや、多少じゃないところが問題か。