阪神のチーム打率がセ・リーグで断トツ1位の年があった

阪神のチーム打率がセ・リーグで断トツ1位の年があった

阪神のチーム打率.290という夢のようなシーズン

今日も打てねぇなぁ〜。また、投手陣見殺しかよ…。と思いつづけて、もう何年たったのでしょうか。
打率1割台や2割前半の選手がスタメンじゃぁね。

 

1985年のダイナマイト打線は出来すぎだとしても、こんなに打てないもんだっけ。
阪神のチーム打率をさかのぼって調べてみました。

 

過去10年のセ・リーグ6球団のチーム打率

2022年 2021年 2020年 2019年 2018年
広島 .257 広島 .264 DeNA .266 中日 .263 ヤクルト .266
DeNA .251 DeNA .258 広島 .262 巨人 .257 中日 .265
ヤクルト .250 ヤクルト .254 巨人 .255 広島 .254 広島 .262
中日 .247 阪神 .247 中日 .252 阪神 .251 巨人 .257
阪神 .243 巨人 .242 阪神 .246 DeNA .246 阪神 .253
巨人 .242 中日 .237 ヤクルト .242 ヤクルト .244 DeNA .250
2017年 2016年 2015年 2014年 2013年
広島 .273 広島 .272 ヤクルト .257 ヤクルト .279 巨人 .262
DeNA .252 ヤクルト .256 中日 .253 広島 .272 DeNA .262
巨人 .249 巨人 .251 DeNA .249 阪神 .264 阪神 .255
阪神 .249 DeNA .249 阪神 .247 中日 .258 ヤクルト .253
中日 .247 中日 .245 広島 .246 巨人 .257 広島 .248
ヤクルト .234 阪神 .245 巨人 .243 DeNA .253 中日 .245

 

意外なことに過去10年で阪神のチーム打率がセ・リーグ最下位だったのは1回だけ。
ヤクルト3回もありますし、DeNAと巨人も2回ずつあります。

 

ただ、ヤクルトもDeNAも巨人もリーム打率がセ・リーグ1位だった年があるんですね。
つまり、打てない年もあるけど、打つ年もあるという感じ。

 

貧打仲間のはずの中日もチーム打率1位の年があります。
なのに、阪神は最下位こそ少ないものの、ずっと下位で低迷

 

打てねぇなぁ〜時代が長すぎます。
ただ、もっとさかのぼったら、奇跡の年がありました!

 

阪神のチーム打率.290(2010年の奇跡)

阪神のチーム打率セ・リーグ1位だった年は2011年と2010年。

2011年 2010年
阪神 .255 阪神 .290
広島 .245 ヤクルト .268
ヤクルト .244 巨人 .266
巨人 .243 広島 .263
横浜 .239 中日 .259
中日 .228 横浜 .255

 

阪神のチーム打率.290
これ、見間違いではありません。チームの打率が2割9分です!

 

この年2位のヤクルト(.268)に圧倒的な差をつけてブッチギリの1位
こんなに打ってた時代があったんですね〜。

 

打ちまくってた2010年の阪神タイガース

2010年は真弓監督2年目のシーズン。シーズン前に城島健司マット・マートンを獲得した年です。
思い出してきました?

 

でも、優勝した記憶はないですよね。
そうです、1ゲーム差の2位で中日に優勝をさらわれてます。

 

ただ、打ちまくってたんですね(その分、打たれてたけど…)。
主な打撃陣の成績はこんな感じでした。

 

選手 打率 本塁打 打点 試合数 犠打・犠飛 四死球
平野恵一 .350 1 24 139 60 41
マートン .349 17 91 144 5 50
新井貴浩 .311 19 112 144 8 63
城島健司 .303 28 91 144 5 43
鳥谷敬 .301 19 104 144 7 69
ブラゼル .296 47 117 143 6 31

 

平野3割5分マートン3割4分9厘って突き抜けてますね。
新井城島鳥谷も三割打者でブラゼルもほぼ3割。

 

スーパースターだらけじゃないですか。
こんなメンバーがスタメンに並ぶなんて夢のよう。

 

あ〜、タイムマシンが完成したら、この時代に行って、誰か連れて帰ってきたいね。