阪神はオープン戦の成績がダメな方がシーズン順位がいい？

阪神のオープン戦成績とシーズン順位の関係は？

2023年のオープン戦全日程が終了しましたね。阪神は8勝9敗で12球団での順位は8位。
セ・リーグ6球団での順位は4位（セは巨→中→ヤ→阪→De→広の順）でした。

巨人－DeNA－ヤクルトとセ・リーグ相手に4連勝した時期もあったのですが、その後、ヤクルト－西武－巨人－オリックスに４連敗。最後のオリックス３連戦で１勝したものの、やや尻すぼみな結果でした。

岡田監督も、ちょっとイライラしてましたね。
ただ、あくまでオープン戦です。

オープン戦で良かったからと言って、シーズンもいいとは限りません。
オープン戦とシーズン順位の関係、調べてみました。

年	監督	オープン戦順位セ（12球団）	シーズン順位	リーグ優勝	優勝チームのオープン戦順位
2023	岡田	4位（8位）
2022	矢野	1位（2位）	3位	ヤクルト	5位（11位）*
2021	矢野	1位（1位）	2位	ヤクルト	6位（12位）
2020	矢野	1位（3位）	2位	巨人	6位（12位）
2019	矢野	6位（11位）	3位	巨人	2位（4位）
2018	金本	6位（12位）	6位	広島	5位（11位）
2017	金本	1位（4位）	2位	広島	5位（11位）
2016	金本	1位（1位）	4位	広島	2位（6位）
2015	和田	2位（5位）	3位	ヤクルト	3位（8位）
2014	和田	5位（11位）	2位	巨人	1位（3位）
2013	和田	3位（5位）	2位	巨人	1位（1位）
2012	和田	6位（12位）	5位	巨人	4位（6位）
2011	真弓	1位（1位）	4位	中日	3位（6位）
2010	真弓	5位（11位）	2位	中日	3位（8位）
2009	真弓	6位（12位）	4位	巨人	3位（8位）
2008	岡田	3位（6位）	2位	巨人	6位（12位）
2007	岡田	3位（5位）	3位	巨人	2位（4位）
2006	岡田	2位（3位）	2位	中日	1位（2位）
2005	岡田	2位（4位）	優勝	阪神	2位（4位）

＊2022年オープン戦順位はヤクルトと巨人が同率で11位

最近の阪神のオープン戦での成績を見るとセ・リーグの中での1位を3連覇（2020年～2022年）。
開幕9連敗した昨年もオープン戦は勝ってたんですね。

この阪神がオープン戦セ・リーグ3連覇をしていたシーズンにリーグ優勝したチームは巨人（2020）ヤクルト（2021,2022）で、いずれの年もオープン戦の順位は最下位でした。

オープン戦で最下位だったチームがセ・リーグで優勝する。
これがここ３年続いているのです。

今年（2023）のオープン戦最下位は広島。
おっ、これだと今年は広島がアレしてしまう。

阪神のオープン戦成績が悪かった（セ・リーグ内でBクラス）時のシーズン順位だけ見てみると

そのままダメなシーズンもありますし、順位を上げるシーズンもありますね。

ここで大発見！
オープン戦でのセ・リーグ内順位が5位だった年はシーズン成績が必ず2位になってます。

ことしのはセ・リーグ内オープン戦順位は4位でした。
5位だと2位。なら4位だと…。

アレしかないね。

今年は（今年も？）オープン戦から打てない印象がありますが、だれが打ってるのでしょうか？
オープン戦で安打数が多かった打者も調べてみました。

ルーキー年

今年のオープン戦で阪神の中で最もヒットを打ったのはルーキーの森下で16本。
このルーキーがチーム内最多安打というのは木浪、佐藤輝も記録しています（阪神の隠れた伝統？）。

春はイマイチの印象がある近本もヒットはそこそこ打ってるんですね。
今シーズンはルーキー年の佐藤輝のような森下の活躍に期待しましょう！