
岡田監督は100試合以上は二遊間コンビを固定させたいと発言しています。セ・リーグ6球団、過去3シーズンでふり返ってみて100試合以上固定されていた二遊間コンビはどのぐらいいたのでしょうか?調べてみました。
セ・リーグ6球団のスタメン出場が最も多かった二遊間コンビがこちら。
固定できてないのは阪神だけじゃないんですね。
2022年シーズンで最多出場回数の二遊間コンビは、ヤクルトの山田(二塁)ー長岡(遊撃)で119試合でスタメン出場。143試合なので83%が、このコンビでのスタメンでした。
グラフにはありませんが、パ・リーグで最も多かったのは、西武の外崎(二塁)ー源田(遊撃)の97試合なので、ヤクルトの山田ー長岡コンビが12球団でトップです。
これはショート長岡の成長が大きいですね。前年までのヤクルトはショートが固まらず、二遊間コンビも山田ーエスコバー(2020年)、山田ー西浦(2021年)と最多コンビでもスタメン出場回数はシーズンの半分以下でした。
2022年シーズンでヤクルトの次に多かったのは、広島の菊池(二塁)ー小園(遊撃)で108試合。シーズンの約76%がこのコンビでのスタメン出場でした。
こちらは2021年もスタメン出場回数が多く、セ・リーグのみだけでなくパ・リーグを含めても最多でした(2021年パ・リーグ最多は楽天の浅村ー小深田で92試合)。
ヤクルトの長岡と広島の小園はともに高卒のショートです。
高卒ショートがレギュラーとして定着してくれると、二遊間が安定するんですね。
となると、阪神は小幡でしょう。
岡田監督も期待してますし、セ・リーグで続いている高卒ショートの流れに乗ってほしいですね。
阪神の二塁は糸原でしたが、ここに中野をコンバート。
2023年シーズンは中野ー小幡の二遊間コンビが有力視されています。
このコンビで100試合以上固定となるか?
それとも、ショートに秋季キャンプで岡田監督に再発見された木浪が入るのか?
その他のコンビもあるのか?
春季キャンプまで目が離せません。