
阪神が誇るスピードスター近本とセ界が誇る伝説のスピードスター赤星の入団4年目までの成績がこちら。
安打 | 盗塁 | 四死球 | ||||
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赤星 | 近本 | 赤星 | 近本 | 赤星 | 近本 | |
1年目 | 128 | 159 | 39 | 36 | 58 | 37 |
2年目 | 78 | 139 | 26 | 31 | 27 | 37 |
3年目 | 172 | 178 | 61 | 24 | 59 | 37 |
4年目 | 171 | 154 | 64 | 30 | 50 | 48 |
二人を比較して最も差があるのが3年目、4年目の盗塁数。2倍以上の差があります。というか、赤星の盗塁数が60超えと突き抜けちゃってます(赤星は5年目の盗塁数も60)。
スゴイですね。
ちなみに、赤星の入団3年目は2003年で星野監督の下で優勝した年です。
近本の成績で注目したいのは4年目に四死球が増えたことです。
早打ちなので、ヒットは多いけど出塁率がイマイチと言われていましたが、4年目の進化。
4年目のシーズンは3番に入ることもあり、打席でのスタイルが変わりましたね。
もはや、タイガースでは不動の中心選手。
ただ、赤星の「セ界が誇る伝説のスピードスター」というレベルには、まだ到達していません。
さらなる進化を期待しましょう。
阪神が誇るスピードスター近本と赤星を盗塁数と盗塁成功率で比較してみました。
近本も赤星もともに入団一年目から活躍していて、1年目の盗塁数は近本が36個(143試合)で赤星が39個(140試合)です。年間試合数が少ない赤星のほうが上回ってます。
二年目は近本が31個(120試合)で、赤星が26個(140試合)。
一年目とは反対に年間試合数が少ない近本が赤星を上回っています。
近本の二年目はコロナの影響で年間試合数が減ってしまいましたが、143試合に換算すると年間36.9個で一年目を上回る(0.9個ですが)数字になります。
二人を比較するのに近本の年間試合数を赤星と同じ140試合に換算するとこうなります。
近本は一年目と二年目を比較すると、盗塁数、盗塁成功率とも二年目に上昇しています。
二年目のジンクスなんて関係なく着実にレベルアップしてますね。
一方の赤星は二年目に盗塁数が減少。
一年目より年間で13個も盗塁数が減ってしまいました。
ところが、赤星は3年目に一気に盗塁数を増やします。
二年目の2倍以上の年間61個。盗塁成功率も85.9%と一気に上がりました。
一年目、二年目でもすでに十分な戦力となっていた赤星ですが、三年目にさらなるブレイクを遂げたんですね。ちなみに、赤星の3年目とは2003年シーズン。阪神が優勝した年です。
近本は2021年が三年目。
さらなる飛躍とともに阪神の優勝も期待しましょう!