アレを目指して戦う2023年阪神タイガースの戦いぶりを振り返ります。ミエちゃんのギャルピース弾。大竹無双。村神様降臨。梅ちゃん復活。あの試合もこの試合もすべてがアレにつながっている。

東京オリンピックの野球日本代表には阪神から青柳晃洋、岩崎優、梅野隆太郎が選ばれました。
では、過去の大会では阪神からは誰が選ばれていたのでしょうか。
阪神ファンの私も忘れていましたが、あの人は金メダリストでした。
年(大会) | 阪神ゆかりの選手 | 成績(監督) |
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2021年(東京) | 青柳晃洋、岩崎優、梅野隆太郎(阪神) | (稲葉篤紀) |
2016年(リオ) | 開催なし | |
2012年(ロンドン) | 開催なし | |
2008年(北京) | 藤川球児、矢野輝弘、新井貴浩(阪神)、西岡剛(ロッテ) | 4位(星野仙一) |
2004年(アテネ) | 安藤優也、藤本敦士(阪神)、福留孝介(中日)、城島健司(ダイエー) | 3位(長嶋茂雄) |
2000年(シドニー) | 赤星憲広(JR東日本)、沖原佳典(NTT東日本) | 4位(大田垣耕造) |
1996年(アトランタ) | 今岡誠(東洋大)、福留孝介(日本生命) | 2位(川島勝司) |
1992年(バルセロナ) | 杉山賢人(東芝) | 3位(山中正竹) |
1988年(ソウル) | 米崎薫臣(日本生命) | 2位(鈴木義信) |
1984年(ロサンゼルス) | 和田豊(日本大学)、広沢克己(明治大学)、伊藤敦規(福井工業大学)、嶋田宗彦(住友金属)、吉田康夫(三菱自動車川崎)、西川佳明(法政大学) | 1位(松永怜一) |
オリンピックの野球には当初はアマ選手が参加していて、プロも参加するようになったのは2000年から(プロアマ混在)で、2004年と2008年がプロ主体の構成となりました。
「阪神ゆかりの選手」ということにすると、のちに阪神に入団する選手がアマチュア時代にオリンピックに出場していたというケースがあります。赤星(2000年)、今岡(1996年)など。
また、移籍組の福留孝介、西岡剛、城島健司もオリンピック野球の経験者なんですね。
西武から来た杉山(1992年)、近鉄から来た米崎(1988年)もアマ時代に出場しています。
今岡と福留は阪神でチームメイトになったことはない(阪神所属は今岡が2009年まで、福留は2013年から)のですが、1996年のアトランタ大会でチームメートだったんですね。
オリンピックの野球で日本が金メダルを獲得したのは1984年のロサンゼルス大会だけ。
(当時は正式競技ではなく公開競技として実施)
この大会に阪神ゆかりの選手が何人も出場しています。その代表は2012年〜2015年に阪神監督を務めた和田豊と阪神で四番を打ったことがある広澤克実(阪神所属2000-2003年)です。
何気にスゴくないですか?元監督と元四番が金メダリストだったなんて。
もちろん、12球団で阪神だけの記録です。
オリンピックなんて阪神に関係ないやと思ってましたが、めちゃめちゃ関係が深かったんですね。