他チームの4番と比較しても大山は順調に成長しています。
(参考記事:他球団大卒野手と比較した大山の成長度合いと今後の期待)
そこで、大山が一流打者になるための「伸びしろ」を探ってみました。現時点では他チームの4番打者よりも劣っているが、それだけに今後の伸びが期待できる部分です。
それは四死球獲得率でした。
選手名 | 四死球獲得率 | 四死球数 | 本塁打数 |
---|---|---|---|
浅村栄斗 | 18.0% | 95 | 32 |
岡本和真 | 12.0% | 60 | 31 |
中田翔 | 11.3% | 57 | 31 |
柳田悠岐 | 16.5% | 85 | 29 |
大山悠輔 | 9.8% | 46 | 28 |
村上宗隆 | 17.5% | 90 | 28 |
丸佳浩 | 12.8% | 63 | 27 |
鈴木誠也 | 15.8% | 81 | 25 |
マーティン | 19.4% | 87 | 25 |
ソト | 9.8% | 47 | 25 |
山川穂高 | 19.2% | 77 | 24 |
ロメロ | 11.4% | 46 | 24 |
佐野恵太 | 10.2% | 46 | 20 |
ビシエド | 9.3% | 43 | 17 |
本塁打数の多い順に表示。
四死球獲得率=四死球数÷打席数
大山悠輔は初球から積極的に振っていくスタイルだけに四球が少ないんですね。
打席数で割った四死球獲得率は9.8%。
ほかの強打者は10%台の後半も多いだけに大山の数値が目立ちますね。
ただ、それが逆に言えば伸びしろでもあるわけです。
大山の1年目からのこの数値は9.5%→7.4%→7.5%→9.8%です。
ある意味、安定してますが、マークがきつくなってくる2021年以降はボール球も増えるはず。
そこでキッチリ四球を選び、甘い球が来たらスタンドイン。
そんな強打者になってくれるよう応援してます。