阪神は広い甲子園球場をホームグランドにしてるだけにチームホームラン数が少ないんですよね。セ・リーグのチーム別ホームラン数順位はこんな感じ(↓)です。
過去10年で見ると、2017年に巨人とタイの3位に入っていますが、それ以外の年は4位以下。
6位3回、5位4回で中日と最下位争いしてますね。
ちなみに、2017年は中谷がホームランを20本打ったシーズンです。
それぞれの年でどんな選手が打っているかというと次の通り。
年 | チーム計 | 本塁打数が多い上位3選手 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
2011 | 80(4) | 新井貴 | 17 | ブラゼル | 16 | マートン | 13 |
2012 | 58(6) | ブラゼル | 12 | 新井良 | 11 | 新井貴 | 9 |
2013 | 82(6) | マートン | 19 | 新井貴 | 15 | 新井良 | 14 |
2014 | 94(5) | ゴメス | 26 | マートン | 14 | 福留 | 9 |
2015 | 78(5) | 福留 | 20 | ゴメス | 17 | マートン | 9 |
2016 | 90(5) | ゴメス | 22 | 福留 | 11 | 原口 | 11 |
2017 | 113(3) | 中谷 | 20 | 福留 | 18 | 糸井 | 17 |
2018 | 85(6) | 糸井 | 16 | 福留 | 14 | 大山 | 11 |
2019 | 94(5) | 大山 | 14 | マルテ | 12 | 福留 | 10 |
2020 | 110(4) | 大山 | 28 | サンズ | 19 | ボーア | 17 |
チーム計の( )内はセ・リーグでの本塁打数順位
ここ数年は大山のホームラン数とセ・リーグでの阪神の本塁打数順位の上昇が比例してます。
さらに、この表の中に阪神が誇れる数字が入ってます。
2020年は新型コロナウイルスの感染拡大により年間試合数が143試合から120試合に減りました。
このため各チームの年間ホームラン数も減っているのですが、阪神だけが増えています!
試合数が減ったのに、ホームラン数が増えてる。
12球団で阪神だけ!
こんな誇らしい数字が阪神タイガースにはあるんですね。
セ・リーグ | 2019年 | 2020年 | 差 | パ・リーグ | 2019年 | 2020年 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
巨人 | 183 | 135 | -48 | ソフトバンク | 183 | 126 | -57 |
阪神 | 94 | 110 | 16 | ロッテ | 158 | 90 | -68 |
中日 | 90 | 70 | -20 | 西武 | 174 | 107 | -67 |
横浜 | 163 | 135 | -28 | 楽天 | 141 | 112 | -29 |
広島 | 140 | 110 | -30 | 日本ハム | 93 | 89 | -4 |
ヤクルト | 167 | 114 | -53 | オリックス | 102 | 90 | -12 |
ソフトバンクも巨人も2020年は減っているのに阪神だけが増えている。
やるじゃん!タイガース!
2021年シーズンにも大いに期待しましょう。